青春と気づかないまま文本歌词
作词 : 秋元康
作曲 : y@suoohtani
僕の目の前に
そびえる階段
いくつ登ったら息をついて
楽になれるのだろう
西日が差し込む
窓の向こうには
未来の景色が見えるのか
夢は輝いているか
思い出とひきかえに
少しずつ陰りゆく日々よ
青春と気づかないままに
時に流されて
甘えてた制服を脱ぎ捨てて
大人になってた
あの頃にみんなで歌った
メッセージソング
歌詞の意味が
今更分かった
リノリウムの床で
泣いてた上履き
何かを求めて走り回り
行き止まりに傷つき
知らぬ間に僕は
アルバムの中で
仲間と肩組みながら笑う
写真を眺めている
新しい人生は
それなりに楽しいけれど
青春と気づかないままに
時は早足で
書きかけの未来図を修正して
大人と呼ばれた
あのころに何度も歌った
好きだった歌
今は何故か
歌詞が出てこない
青春と気づかないままに
いつも退屈で
目の前の大切な出来事まで
見過ごしていたんだ
階段をようやく登って上まで来たけど
今の僕は
歌を歌えない